バイオテクノロジーは、遺伝子組み換えなど危険な利用方法も行われているのですが、有効的な用い方もされています。農業で言えば品種改良をして、病気に強い作物や品種を生み出すことが行われてきました。このような用い方であれば安全ですし、災害に強い野菜を作ることで、台風や大雪、大雨などの災害が発生しても、ある程度収穫できるようになってきたと言えるでしょう。

農業に必要な物と言えば水ですが、昔は川に生活排水を直接流しており、環境汚染が深刻化していました。それもバイオテクノロジーによって、微生物分解を行ってから川に流すことで、汚染物質が除去されたきれいな水が流され、環境破壊に歯止めがかかったと言えるでしょう。医療の分野では抗生物質が作られましたが、これによって有害な細菌の除去が可能になり、医学の進歩に貢献したのです。

ただし、抗生物質は長い期間服用すると、よい細菌も死滅させてしまうので、合併症などにかかりやすくなるというリスクもあります。このようにバイオテクノロジーは、近代社会の発展に欠かせない技術なのですが、どのような物でも欠点は存在するので、危険な物に関しては見直しが必要になるでしょう。重要なのはどのように使用していくのかという点です。